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2014年4月2日水曜日

脱腸(腸ヘルニア)を発症

 いつもの様に、ウンチが出ないと浣腸という状況に変化はなかった。 その日も、浣腸するために下半身は裸でねかされた。 浣腸となる筈のところ、私のおちんちんやタマタマを触ったり持ち上げたりしていた。 やがて、浣腸せずに父親を呼びにいった。

 母と父は、私のおちんちんやタマタマを見て、医者に行く相談をしていた。 後でわかったが、それは「脱腸(ヘルニア)」を発症した瞬間だった。 私自身は、違和感はあったものの、これと言った自覚症状はなかった。

 「脱腸」というのは、最近は余り聞かないが、内臓の腸の一部が、骨の間から下に下がり、おちんちんやタマタマの辺りに迫り出してしまう症状で、その部分が膨れた様になる。 母親が発見したときは重症には至っていなかった様で、父親の指示で出ている部分を押し戻すと症状は回復した。 しかし、再発は明らかで放置できない。

 その日の浣腸は中止され、脱腸になった部分を中に納めることで、翌日医者に行くことになった。 そして、ウンチは出さないまま寝床についた。 何となく自分でも判ったので、その部分が気になった。

 寝るときもパンツはつけず、パジャマのズボンだけで寝た。 寝てからも気になる母親は布団を捲くり、パジャマを下ろしてその部分を確認していた。 私自身、何が起こっているのかは全く理解できていなかった。

 明くる日から、脱腸の治療が始まった。

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