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2014年4月6日日曜日

薬局の女性の身の上

 食事をしながら色々な話しをした。 互いに相手のことを何も知らない筈であるが、気持ちは親子か、何年も前から付き合っている恋人同士の様に思える。 放置された使用済みのイチジク浣腸が、先ほどまでここで行われていたことを物語っている。

 それを見ていると、互いに恥ずかしい気持ちになった。 そして、それぞれが自分が浣腸の虜になってしまったこれまでの経緯を思い起していた。 互いに異なる世代、異なる人生を歩んでいるのに、同じ「浣腸」と言う嗜好に辿り着いたのは、奇遇なのか。 お互いに相手が浣腸に辿り着いた道程を知りたかった。

 彼女は、自分が44歳であることを教えてくれた。 私も自分が24歳だと言った。 年齢差は20歳である。 私が生まれた時に彼女は成人したことになる。 はっきり言って親子ほどの年の差を認識した。 母親よりは若いが殆ど変らない年齢が私に安心感を与えた。 彼女は看護婦をしていて結婚し、不幸にも夫と死別し、現在は実家に戻ったが、両親が営んでいた薬局を引継ぎ、自分はこの薬局で生活しているらしい。 子供は居ず現在は独りぼっちの状態だと打ち明けてくれた。 再婚の縁もなく、火照る身体を持余しているのかも知れない。

 彼女は、私に初めて浣腸した時、私のおちんちんが反応したのが判っていた様だ。 それで彼女自身も身体が熱くなり、その日は自分の火照りを持余し激しくオナニーをしてしまった。 二度と会えると思っていなかった私が偶然にも現れた時には、自然と身体が反応し、こんなことになってしまったと恥ずかしそうに話した。

 彼女の浣腸に関する切っ掛けも、聞くことが出来た。 切っ掛けは、私と同じ便秘解消であるが、原因は戦争中という生活環境と看護婦という職業環境らしい。 立ち仕事であったことと、不規則な仕事が原因で便秘になることが多く、浣腸を使うことが多かったと話していた。

 死別した夫は入院していた患者で、親しくなって結婚したとのことであった。 看護婦と患者という関係で、互いに好意は持っていたらしい。 その患者は、病名までは聞かなかったが、便秘になり彼女が治療として浣腸を施したところ、おちんちんを勃起させた。 彼女は冗談で「溜まってるんですね。」と言うと、患者は彼女の手を握った。 彼女もその患者のおちんちんを見て少し興奮を覚え、射精まで処置した。 それが二人の関係を急速に近づけたらしい。

 その患者は、その後も浣腸されることを求めた。 その後の夫婦生活を含め、彼女の浣腸嗜好を作り上げたのだと思う。 しかし個人的なことに立ち入るのは好ましいことではないし、私にとっては彼女が浣腸嗜好を持っているだけで充分有り難かった。 それに彼女が看護婦だったことは医療面で心強い限りである。

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