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2014年4月3日木曜日

同級の女の子との会話

 私が脱腸治療のために脱腸帯を着けていることは、同じクラスの人間のうち何人かは知っていた。 通常ではない状態についての噂は早く広まる。 しかし病気治療や障害的なニュアンスがあったので、それが原因でイジメに会う様なことはなく、担任の先生はイジメの様な行為には厳しかった。 お陰で、日々楽しい学校生活を送ることが出来、クラスメイトの中には、小児麻痺で障害を負った生徒や私に対する気遣いがあった。 その反面、私の状態について興味を持つ子も多かった。

 その様なことで、男女問わず「脱腸ってどうなるの?」とか「どんな器具つけてるの?」とか聞かれ、「見せて~!」と言う子も居た。 私なりに判っていることを説明したし、また見せてあげたこともあった。 特に見せてという中に女の子も多かった。 まだ性的な意識はなかったので、「おちんちん、痛そう!」などの感想の言葉を貰ったこともあった。

 良く話しをする女の子が居た。 家も近く、お互いの家に行き来もあり、お母さんも良く知っていた。

 その女の子が突然、「○○君って浣腸するの?」と聞いてきた。 「なんで?」と返したが、「お母さんが、ウンチでないと脱腸になるって!・・・だから浣腸されたの。」と言う。 返事に困ったが、「ウンチ出ない時は浣腸するよ」と答えたと思う。 彼女は「へ~」とそれ以上云わなかった。 この子も浣腸されてるんだと思ったのと、女の子に脱腸ってあるのかが判らなかった。

 その女の子が、脱腸や浣腸のことを言うのは、母親同士の会話にも原因があったのだろうと思う。 家に帰って、私も母親に変な質問をした。 「女の子も脱腸になるの?」・・・「男の子や女の子ということに関係ないでしょ」ということだった。

 浣腸のことを話しかけてきた女の子とは、その後も何度か同じ話題で会話したし、私の脱腸帯を見せて上げた記憶がある。


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