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2014年4月3日木曜日

脱腸の治療(2)

 脱腸を発症した原因は定かではない。 便秘で排便時に気張ることが脱腸の原因なのか、その様な状態だったから便秘になっていたのかは私は知らない。 しかし無関係だったとは思えない。 それからはトイレで気張ることは禁止された。 即ち、浣腸による排便が日課になった。 多分2週間ほどは幼稚園を休んだと思う。 その間は自宅に居て毎日浣腸となった。

 サポータの様なものは四六時中身に着けていた。 それを外すのは風呂に入るときと、浣腸して排便するときだけだった。 そんな状態が1週間ほど続いたある日、また連れられ採寸した場所に行った。 また下半身裸になり、変な器具が装着された。

 それが「脱腸帯」というものであった。 貞操帯の様に金属の芯が入った固いベルト状のものがあり、丁度おちんちんの右側に当る様にゴム球がついている。 そして、その貞操帯からゴムベルトが2本垂れている。 固いベルトを腰に巻き、ゴム球をおちんちんの右側に当てる。 丁度脱腸を発症している位置だ。 そしてその貞操帯がずれない様に、垂れたベルトを後ろからお尻の割れ目に沿っておちんちんの左右に持って来て、貞操帯と固定する。 これで普通に身体を動かしても、貞操帯がずれない様になっていた。 試着し体形にあうことが確認された。

 予定通りのものが出来上がったので、医者でつけられてたサポータの様なものは取り、その貞操帯(脱腸帯)を着け、交換用の同じ貞操帯も貰って家に帰った。 歩いていても貞操帯(脱腸帯)に違和感があり、蟹股歩きになっていたと思う。

 サポータはなくなったが、その代わりに脱腸帯をつけていることが日常になった。 サポーターと同じ様に、お風呂に入る時と浣腸してウンチをする時以外身につけていた。


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