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2014年4月20日日曜日

急患?からのメール

 バッグの中にイチジク浣腸を常備する様になったのは、私の影響が大きいが、バッグのイチジク浣腸を私に見せて以降、何でも私に説明(報告)する様になった。 彼女とっては、私が気持ちの開放相手であるらしい。 普通では他人に言わない秘密にしていることを私に話すことで、日頃の仕事や家庭のストレスを発散しているのかも知れない。

 事務所のトイレで浣腸したこともある彼女は、ある日、大発見でもした様に話した。 「今日ね、トイレいったんだ。」、「それで?」、「女子のトイレにゴミ箱があるでしょ。あの中に浣腸が捨ててあったんだよ。」、「女の子も沢山居るんだから、君の様に便秘の人も多いんじゃない。」、「そうだよね。浣腸したの私だけじゃないんだって、ちょっと安心したよ。」と言う。

 それだけでなく、「今朝はちゃんと出たよ。」、「2日間出てないよ。」、「今日、生理になっちゃった。」などと、人気がない時は声に出して言うこともあった。 ある時、「出ないよ。」と、いつもと様子が違う。 ちょっと気になったが、いつもの「お通じ報告」と意に介してなかった。 暫らくして、携帯電話のメール着信があった。 携帯を見ると彼女からのメールだった。

 着信したメールは彼女からであった。 タイトル「出ないの!」、何が出ないのかと本文を読むと、「ウンチ出ないの。浣腸してみたけどだめなの。どうしよう。」だった。 「また浣腸したら出るよ。今夜して上げるね。」と返信メールを送信すると、「うん」と気力のない連絡だった。 メールで待ち合わせ場所と時刻を連絡した。 しかし、仕事をしていても憂鬱な顔をしているのは気になっていた。

 早めに仕事を切り上げ、目立たない様に、少し離れた喫茶店で待ち合わせた。 私が喫茶店に到着した時には、既に彼女は浮かぬ顔をして喫茶店の席でジュースを飲んでいた。 「しんどそうだね」というと「うん」とだけ言う。 問いただすと「お医者さんに行かないとダメかも。。。」と言うので、詳しく話しを聞いた。

 今までは、お通じがなくても、便秘薬を飲んだり、浣腸することでウンチが出ていた。 私と浣腸をし合う様になってからは、彼女は便秘知らずの状態だった。 しかし、ここ暫らくその行為も遠ざかっていた。 状況を詳しく聞くと、今日事務所のトイレで浣腸してみたけど、お薬だけが出てウンチが肛門を押し広げる状態でそれ以上出てくれないということだった。 私自身経験している症状で摘便すれば大丈夫なことが判ったので安心した。

 彼女は経験がないことで、喫茶店で話している時も、椅子に座っていることすら不快な状態らしく、医者に行かないと解決できないのではと強い不安を抱いていた。 様子を聞いて、「大丈夫だよ」と言うと、「何が大丈夫なのよ。どうしたらいいの?」と言う。 そう言いながらも、座っている椅子の上で、お尻をモゾモゾさせている。 「気持悪い?」と聞くと、「気持悪いし、午後から無理矢理お尻の穴を押し広げられている感じが続いているんだ。」と言う。 「治療しようか?」と言うと、「お医者さんへ行くの?」と聞く。 こんなことで医者に行くのはとても恥ずかしいと言う。 「僕が治療してあげるよ。経験あるから。」と言うと、「そんなことできるの?」と言いながら、少し安心した様子だった。

 治療するのに浣腸が何個か必要だったので、喫茶店を出て薬局に寄り、イチジク浣腸3箱とオロナイン軟膏を買い求め、ラブホテルに向った。

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